DC改造 − 国内DC本体で北米版DCソフトを起動させる方法−
「DEAD OR ALIVE2(北米DC版)」に限った話ではないのですが、国内で販売されている日本
国内向けのDC本体では、海外製のDCソフトを起動する事が出来ません。
理由はDC本体とDCソフトに国コードを持たせる事により、プロテクトをかけているために、国内
向けDCと海外製のDCソフトでは国コードが異なるために起動できない、というのが原因らしい
です。
では「DEAD OR ALIVE2(北米DC版)」を日本国内で遊ぶためにはどうしたら良いのか?
方法は大きく分けると
 ・海外製DC本体を購入する方法
 ・国内製DC本体を改造する方法
 ・BootCDやGameSharkを使用する方法
となり、ここでは「国内製DC本体を改造する方法」の説明をしていきたいと思います。
 
「国内製DC本体を改造する方法」ですが、これも方法がいくつかあり大きく分けると
 ・海外の通販店からDC用MOD-CHIPを購入し、本体を改造する方法
 ・プレイする毎にDC本体を開けてケーブルを抜き差しして開閉レバーを固定する方法
 ・本体内蔵のバッテリー電池の部分と開閉レバーを改造する方法
となります。
まず「海外の通販店からDC用MOD-CHIPを購入し、本体を改造する方法」ですが、実はこの
方法は違法らしいです(^_^;;
しかもMOD-CHIPを国内に持ち込む時点で違法となるらしいので、この方法は止めましょう(^_^;;
残された方法は2通りですが、海外製ゲームを起動する毎に本体蓋を開ける作業が発生し
ても本体に傷を付けたくない人は「プレイする毎にDC本体を開けてケーブルを抜き差しして
開閉レバーを固定する方法」
を、蓋を開けるのが面倒なので本体に傷が付いても良い人は
「本体内蔵のバッテリー電池の部分と開閉レバーを改造する方法」をしましょう。
 
では具体的にどのような作業が発生するのか?
「プレイする毎にDC本体を開けてケーブルを抜き差しして開閉レバーを固定する方法」です
が、以下の作業が発生します。
 
 1.DCをソフトを入れていない状態で立ち上げ、DCの設定画面で「オートスタート」を「OFF」
   にします。(標準はON)
 2.本体の電源をOFFにして、本体から接続ケーブルの類を外します。
 3.本体裏面のネジを外します。(全部で4つ、モデムを外したところに1カ所あります)
 4.本体の蓋を取り外します。
 5.本体の前面基盤に白いケーブル(幅2cmくらい?)がありますので、抜き差しをします。
 6.本体の後の方(GD-ROM装置の脇)に開閉レバーがありますので、閉めている状態に
   して固定します。(テープやゴムの類でOK)
 7.本体に接続ケーブルの類を取り付けます。
 8.日本製DCソフトをセットして、電源をONします。
   (「DEAD OR ALIVE2」をVGA出力させる場合は、VGA対応のゲームをセットします)
 9.年月日をセットする画面になりますので、3分ほど待ちます。
 10.約3分くらいするとGD-ROMの回転が止まりますので、ソフトを「DEAD OR ALIVE2」と
   入れ換えて、年月日をセットする画面で「決定」を選択します。
 11.以上の方法で「DEAD OR ALIVE2」が起動できます。
 
ちなみにこの方法は海外製DCソフトを起動する毎に蓋を開けてケーブル抜き差しをしなけれ
がいけないので少し面倒です(^_^;;
この場合の注意する点としては、上記5でケーブル抜き差し時に、しっかりと差し込まない
と稀にコントローラが認識しない場合がある事があげられます。
次に「本体内蔵のバッテリー電池の部分と開閉レバーを改造する方法」ですが、以下の作
業が発生します。
 
 1.DCをソフトを入れていない状態で立ち上げ、DCの設定画面で「オートスタート」を「OFF」
   にします。(標準はON)
 2.本体の電源をOFFにして、本体から接続ケーブルの類を外します。
 3.本体裏面のネジを外します。(全部で4つ、モデムを外したところに1カ所あります)
 4.本体の蓋を取り外します。
 5.本体の前面基盤にある「本体内蔵電池」を取り外します。
   (半田付けされているのでなかなか取れないと思いますが・・・)
 6.本体の後の方(GD-ROM装置の脇)に開閉レバーがありますので、閉めている状態に
   して固定します。(テープやゴムの類でOK)
 7.本体に接続ケーブルの類を取り付けます。
 8.日本製DCソフトをセットして、電源をONします。
   (「DEAD OR ALIVE2」をVGA出力させる場合は、VGA対応のゲームをセットします)
 9.年月日をセットする画面になりますので、3分ほど待ちます。
 10.約3分くらいするとGD-ROMの回転が止まりますので、ソフトを「DEAD OR ALIVE2」と
   入れ換えて、年月日をセットする画面で「決定」を選択します。
 11.以上の方法で「DEAD OR ALIVE2」が起動できます。
 
ちなみにこの方法ですと海外製DCソフトを起動する毎に発生する作業は上記8以降の作業
のため、蓋を開ける必要がありません。
但し、日本製DCソフトを起動する時にも年月日を指定する作業が発生します。(^_^;;
う〜ん・・・やはり海外製DC本体を買うのが一番なのかな?
 
※国内DC本体で海外製DCソフトを起動する方法は、個人の責任でおこなって下さい。